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どじょう(魚)と私(どじょう)のなれそめと共に歩んだ道のりについてのお話です。
おはようございます。
どじょうです。
ハンドルネームにもブログ名にもなっている「どじょう」。
みなさんはどんなイメージでしょうか?
正直「そんなに気に留めたことは無い」くらいのイメージなんじゃないでしょうか。
私にとっては憧れて、一緒に育って、別れもありましたが、今も共にいる。
そんな存在です。
もはや恋ですね。
何を言ってるんでしょうね。
そんなどじょう(魚)と私(どじょう)の物語にしばしお付き合いいただければと思います。
はじまりは「金魚の飼い方」
どじょうの存在を認識したのは「金魚の飼い方」」でした。
もはや何の本だったかは思い出せません。
何かの雑誌の記事だったのか。
「生き物の飼い方」的な本の一頁だったのか。
とにかくそこにどじょうは描かれてました。
金魚と一緒に描かれていました。
なにやらにょろりとした魚。
説明文には「どじょうを一緒に入れると砂利をかき混ぜてくれるので良い」といった事が書かれていました。
なんて不思議な姿をした魚でしょう。
絶対に主役になれないようなフォルム。
しかも環境作りに役立っている。
かっこいい!!
幼稚園か小学校低学年かそこらの年齢です。
ここまで明確に思ってはいないと思います。
でも、思い返すとこう思ったことになっています。
美化されすぎですね。
とにかく「どじょう=かっこいい!!」が定着したのでした。
出会いはスーパー
当時川で捕まえた金魚は飼っていました。
後から聞いたら近所の人が金魚すくいで捕まえたものを逃がしたようでした。
金魚を飼ったらどじょうも一緒じゃないといけない。
もはや義務感です。
なんとしてもどじょうを飼いたかったのです。
生活圏内にペットショップは一つ。
記憶の限りだとそこにどじょうは売っていませんでした。
今だったらどこのペットショップにもだいたいいますよね。
観賞魚コーナーのはじっことかに。
なかなか出会いないことも美化されていった要因の一つかもしれませんね。
出会いは突然でした。
団地のはずれにあるスーパー。
何気なく友達と行ったら鮮魚コーナーの一角にいました。
発泡スチロールの中にエアレーション(ぶくぶくするやつ)が入っています。
中にはたくさんのどじょうです。
あの憧れたどじょうが徒歩圏内のスーパーに売ってたのです。
衝撃でしたね。
釘付けになりました。
「どじょうじゃん!!」
「・・・そうだね。」
一緒にいた友達とのどじょうに対する温度差!
当時は「なんでこいつはこんなに冷静なんだ。どじょうだぞ?!」と思ったものです。
でも多分正常なのは友達のほう。
どうにかして手に入れる方法を考えることにしました。
誕生日プレゼント
当時はお小遣いもなかったですし、お願いして聞いてくれるような親でもありません。
基本的には野外採取で生き物はゲットしてきました。
しかし今回はわけが違います。
あのどじょうが売っているのです。
考えた結果徒歩圏内に住んでいるおばあちゃんに頼ることにしました。
「今度の誕生日プレゼントでどじょうを買ってほしい」
理解できない様子でぽかんとしてましたね。
どう思ったのかはわかりませんが、了承してくれました。
スーパーに行き鮮魚コーナーの人におばあちゃんは言うのです。
「活きのいいのを頼むよ。飼うんだからね!」
鮮魚コーナーの人もぽかん顔でしたね。
しかしとにかく誕生日に買ってもらい金魚の水槽で一緒に飼うことになったのです。
共に成長
グラム単位での購入だったので結構な数いたのですが、さすがに食用だったのでほとんど長生きしませんでした。
ただ、一匹だけ長く生きた個体がいたのです。
のちのち金魚が亡くなってしまってもそのどじょうは生き続けました。
10㎝程度の大きさでしたが記憶上では30㎝くらいまで成長したと思います。
私が小学生から高校生くらいの6~7年くらい生きたと思います。
浮気
その後私は大人になり、趣味でアクアリウムなんかをやるようになります。
その時にもやはりどじょうを飼おうか真っ先に思いつきました。
でも他にも色々やってみようと思いました。
そうです。浮気です。
コリドラス、ヨシノボリなど底物を色々飼ってみたり。
どじょうもスジシマドジョウなどちょっとオシャレな個体にしてみたり。
でもどれもなんだか短命で終わってしまいました。
そして現在
一度すべてリセットしてアクアリウムを辞めていました。
しかしやっぱり好きなのです。
再開するにあたって多くの生態は入れないようにしようと思いました。
タナゴを飼っていたのですが、我慢できなくなってどじょう再びを迎え入れました。
そして現在タナゴは亡くなり、どじょうの水槽が出来上がったのです。
このブログを書いてる現在もにょろにょろ泳いでいます。
ハンドルネームとブログ名
このブログを立ち上げるにあたって悩んでいました。
ブログ名が決まらなかったのです。
このあたり決まらないとドメインやらなんやら取得しづらかったのです。
「ブログの名前何にしようかな~」と妻にぼやきました。
妻は水槽を見ながら「どじょうブログでいいんじゃないの」と一言。
あ、それだ。
それにしよう。
もうハンドルネームにもしてしまおう。
そこからはトントン拍子でしたね。
妻の何気ない一言から決まったことでした。
でもそのおかげで幼少の頃抱いていたどじょうへの想いを思い出すこともできました。
正直変な名前のブログだなと思うことも多々ありますが、今は気に入っています。
これからもこのブログと水槽のどじょうと共に生きていこうと思います。
- 好きなものは好きでいいじゃない
- どじょう、かっこいい
どじょう(魚)と私(どじょう)のなれそめと共に歩んだ道のりについてのお話でした。