読書感想

【読書感想文】老人と海 /著:ヘミングウェイ 訳:小川 高義

おはようございます。どじょうです。今日も朝4時頃に起きてブログを書いています。

今回の記事は読書感想文です。本は読んでもOUTPUTしないと血肉にならないと色んな本に書いてありました。せっかくブログを書いているのです。本に書いてあることを自分の血肉にすることが、著者の方の望みでしょう。OUTPUTしてみたいと思います。

ある程度のネタバレが含まれること。あくまで個人の感想であること。このあたりはご容赦願います。

今回は著:ヘミングウェイ/訳:小川 高義さんの「老人と海」の読書感想文です。

目次
  • 選書の理由と簡単な要約
  • 率直な感想
  • 「解説」を読んで
  • まとめ

選書の理由と簡単な要約

「古い」「外国」の本を読んでみたかったのです。

アバタローさんYouTubeの動画を見ている(聞いている)と、古い外国の本が良く紹介されています。アバタローさんは「古典的名著」って言っていますかね。

古くから伝えられている昔も今も変わらないことって本質的だと思っています。また、外国人の方が書かれた本はあまり読んだことがなかったのです。

kindle unlimitedで本を探していたら「古い」「外国」の本で最初に出てきたのがこの「老人と海」でした。表紙の雰囲気もなんだかアバタローさんの動画で見た感じがします。検索すると「光文社古典新訳文庫」がこんな感じの表紙なのですね。古典。間違いない。

ヘミングウェイに関しても、「老人と海」に関しても事前の知識は完全にゼロでしたが読んでみることにしました。

簡単に要約すると「おじいちゃんが魚釣って帰ってくる」というだけのお話です。本当にそれだけなのです。

率直な感想

困惑しました。読み終わった後、「・・・・え?」ってなりました。読んでる最中も「書いてあることは理解できるけど何が言いたいかはわからないな。読み進めていけばわかるのかな。」と思って読んでいました。

本当に「おじいちゃんが魚釣って帰ってくる」だけなんです。

もう少し詳しくお伝えします。

不漁が続いている漁師の老人。かつて一緒に漁をしていた若者の助けも借りつつ今度こそ!という感じで気合を入れて舟を沖に出します。数日間の格闘の末、舟よりも大きい魚(多分カジキ)を釣りあげます。達成感と共に獲物を引きながら陸地に戻っている最中、サメが獲物に襲いかかります。戦いながら陸地に戻ったころには獲物は骨だけになっていました。

こんな感じです。

カジキと格闘している最中の描写はとても事細かに書かれています。舟よりも大きなカジキと数日間綱引きしてるときの感情だったり。途中ロープを持つ手に怪我ができてそれの対処法だったり。他のロープで別の魚を釣って食べたり。

そのあたりの描写は本当に細かいです。

細かく書かれているからこそ、自分の中にイメージができています。イメージができているからこそ、何が言いたいかわからなくて困惑しました。

「解説」を読んで

本文の後に翻訳された小川高義さんの解説がありました。解説を読んで「あぁこういう読み方をする本なのか」と思いました。

この「老人と海」は「読む人によって解釈が変わる本」だと思います。

例えば、釣りをしているときの老人の心理描写や行動は事細かく書かれていますが、老人自身の事はほとんど書かれていません。何歳なのか。独身なのか。数日カジキと格闘できるくらいなのでパワフルで頑張り屋さんであることはわかりますが。

かつて一緒に漁をしていた若者も何歳かもわからない。なぜ老人と一緒に漁をしていたのかもわからない。

多分「老人と海」は同じ本を読んで「この本てこんなだよね」と話し合うと「え?私はこう思った」などがたくさん出てくる本なのだと思います。

恐らくそれまでの読み手の中に溜まった経験からイメージしたものが作品に投影されるのでしょう。色んな人と話し合うと楽しいのだと思います。私にそんな相手はいませんが。

まとめ

おじいちゃんが魚釣って帰ってくるだけで困惑しましたが読む人の数だけイメージが変わる、そんな不思議な本でした。

あ、でも老人がカジキと格闘している最中の独り言は読みどころかもしれませんね。諦めかけたり、助けが欲しいけど舟で一人だったり、負けないぞ!と思ったり、戦っている相手と妙な仲間意識が芽生えたり。その辺りは面白かったかもしれません。

全体的には不思議な感覚を覚える一冊でした。数年後にまた読んでみても感覚違って面白いかもしれませんね。ご興味ございましたら是非手に取っていただければと思います。

今回は著:ヘミングウェイ/訳:小川 高義さんの「老人と海」の読書感想文でした。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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